今年もやってきました!暑い暑い夏がやってきました!
気温がぐんぐんと上がってくると気になるのは熱中症。
熱中症対策に効果的な飲み物、それは適度な塩分と糖質を含む飲料です。
では具体的に飲み物を含めて対策を一緒に確認していましょう。
子供の水分補給
水分補給は熱中症対策としては欠かせませんが、ちょっと気を付けた方がいいことがあります。
実は水だけを摂取し続けていると、体内の電解質(例えば、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなど)のバランスが崩れてしまい、これが体調を壊す原因にもなるのです。
汗をかくということは、一緒に塩分を含むミネラル分も流れ出てしまうわけで、これも補給しないと熱中症対策としては十分ではないのです。
そしてこれらを補給する方法としては、0.1%~0.2%の食塩と糖質を含む飲料水が効果を発揮する飲み物なのです。
水だけガブガブ飲んで水分補給はばっちり、なんていうのは気を付けないといけないのです。
そして子供の場合は、体重が1kg当たり100ml程度ですので、体重が10~15㎏のお子様であれば、だいたい1日1L~1.5Lの水分摂取が目安です。
水分補給にスポーツドリンクは?
熱中症対策で水でなく、スポーツドリンクを飲むというのはどうなのでしょうか?
ミネラル分が効率的に摂れる飲料水といえば、アクエリアス、ポカリスエットに代表されますが、これらの大人用のスポーツドリンクをお子様に熱中症対策として飲ませても問題ないのでしょうか?
実はスポーツドリンクというのは糖分がけっこう含まれているのです。これをグイグイと飲んでいると、糖分過多になる危険性を含んでいます。
スポーツドリンクはあくまでも大人用であることをしっかり認識すべきなのです。
表示ラベルに”100mlあたり20kcal〜30kcal”と書かれていたら、500mにl換算すると、角砂糖が5〜7個入っている計算になります。そう考えると、子どもはもちろん大人でも、熱中症対策とはいえ1日に何本も飲むのは控えたほうが良いです。
そしてスポーツドリンクは”甘い”ので、水分を摂っているいるはずが、飲んでも飲んでも喉が渇く、なんだか身体の疲れが取れないなんてこともありますので、夏場は特に要注意です。
子供にスポーツドリンクをあげる時の注意点は?
子供も大人もスポーツドリンクは飲みすぎると糖尿病の可能性も秘めているので、その飲み方に少々工夫が必要です。ではいったいどうしたらいいのでしょうか。
それはスポーツドリンクを水で薄めることで、いわゆるペットボトル症候群のリスクを減らすことができると言われています。だいたい通常の2~3倍程度に薄めて飲むと、糖分がちょうどいい具合に収まります。
薄めるということはそれだけ味が薄きなりますから、美味しくないようにも思えます。でもこれで子供は糖分を気にしないで、水分と塩分を効率良く補給できるのです。
最近では、甘いスポーツドリンクでも糖分をほとんど含まない熱中症対策専用の飲料水が販売されていますので、ちょっと利用してみるのもいいと思います。
水・麦茶と塩飴が熱中症予防に効果的!
スポーツドリンク以外に、熱中症対策に適している飲み物は、「 カフェインを含まない水や麦茶を、塩飴をなめながら摂るのが効果的と言われています。
最近は熱中症対策用の塩飴が普通に売店で売っています。これを常にカバンに入れておくと重宝します。
それと飲み物は、喉が渇いてから一気に飲むのではなく、こまめな水分補給が基本です。
そうすれば汗として流れ、トイレに行く回数も減るそうです。
また熱中症は、睡眠不足・朝食を食べない、などが原因で起こります。
たっぷりの睡眠時間と朝食は熱中症対策にはとても重要なことです。これらを意識するだけでだいぶ熱中症対策になると言われていますから、体調管理に気をつけて、夏の暑さを乗り切りたいでね。
牛乳は熱中対策に効果的か?
水分補給に塩分が効果的というの事でしたが、この水分と塩分両方を効果的に補給できるのが、牛乳と言われています。
え?牛乳と思うかもしれませんが、実は牛乳に含まれているたんぱく質が血液を増やしてくれるからなんです。では実際に熱中症対策でたんぱく質が増えるとどんな効果があるのでしょうか。
牛乳のたんぱく質には「カゼイン」、「アルブミン」、「グロブリン」から成っていて、この「アルブミン」というたんぱく質が、熱中症対策に効果があるようです。
「アルブミン」はもともと血中にあるたんぱく質の一種で、水分を多く取り込む性質を持っています。このアルブミンの作用により、血管の内側・外側、つまり細胞内液と細胞外液と言いますがこのバランスが保たれているのです。このアルブミンは水分管理の性質があるため、血中でたくさん増えると血液量が増えます。
一例で説明すると、熱中症というのは「汗をかかずに体内に熱がこもる」症状を言いますが、アルブミンにより血液量が増えることで、汗をかきやすくなったり、更には必要のない熱を上手く逃がしてくれます。
こうしてみると、牛乳はカルシウムがいっぱいで子供のころ、牛乳を飲まないと大きくならないよ!と言われたものですが、なんと熱中症に大きく効果がある飲み物なのです。
ところでこの牛乳効果を更に高める飲み方があるそうで、それは牛乳を飲むタイミングなのです。一番効果的なのは「運動してから30分後」がいいと言われています。実際の飲む量としては300mlほどなので、缶コーヒーと同じくらいの量ですね。
まとめ
①子供の熱中症対策には、塩分を含めて糖質の飲みものを摂取
②スポーツドリンクは糖分が多いのでちょっと薄めて飲むといい
③水や麦茶に塩飴を一緒になめると効果的
④睡眠と朝食もしっかりと忘れずに
⑤牛乳には熱中症対策効果があり、運動した30分後に300ml程度飲むと効果的
これで熱中症対策ができますので、皆さんも参考にしてくださいね!
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