独学で行政書士試験に挑むなら、それなりに纏まったテキストを使いたいものです。
私も過去に色々なテキストを使いましたが、その中でお勧めの4冊を厳選してみました。
まだ、間に合います
今年の受験をあきらめるのはまだ早いですよ。
目次
行政書士試験おすすめテキスト
みんなが欲しかった行政書士の教科書:TAC
まず最初にお勧めのTACの「みんなが欲しかった行政書士の教科書」はとにかく初心者向けで、初めて行政書士試験に挑む方には向いてます。
法令科目だけで約780ページとかなりボリュームのあるテキストですが、中身は図解や絵などが多く、実際には600ページくらいという印象です。
また、他のテキストにはない特徴は5冊に分ける事ができる形式になっておりますので、持ち運びに大変便利なので、細切れ時間を有効活用したい方には最適です。
また、民法の法改正ポイントも分かりやすく書かれていて、巻末には簡単な六法がついているため、ちよっとした確認には大変便利です。
法律の勉強で重要なのは暗記より、まずは理解中心ですが、それを実現させたテキストの構成になっています。一方、情報量について少し物足りない印象は否めません。
従って受験経験者にはお勧めはしません。初めて受験する初学者に是非使って頂きたい一冊です。
合格革命行政書士基本テキスト」:早稲田経営出版
次に紹介するのが、「合格革命行政書士基本テキスト」:早稲田経営出版です。
テキストとしての完成度が高くお勧めできるテキストです。今回紹介している中で私の一押しです。
法令科目が700ページ弱とやや多めですが、中身が濃く体系的に書かれているため、理論的で分かりやすいと思います。
また、記憶を助けるための工夫もしており、重要部分は赤字で書かれていて、赤いシートで覆えば文字が隠れて暗記する際に役立ちます。
分量が多い分、早い時期から基礎からしっかりやるには最適なテキストと言えます。
更に民法の法改正ポイントも分かりやすくまとめられています。
うかる!行政書士総合テキスト:伊藤塾
そして「うかる!行政書士総合テキスト」:伊藤塾はこちらもまた法令科目で薬700ページとかなりなボリュームになりますが、赤と緑の2種類になっているのでとても読みやすく、記憶に残り安いです。チェックペン学習にはもってこいのテキストと言えるでしょう。
また、巻末には簡易版の六法も付いているので便利です。やはり行政書士試験は何をさておいても、「条文」が基礎になりますから。
しかしながら、若干難易度は上がるので初学者よりは「受験経験者」向けのテキストと言えるでしょう。
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出る順行政書士合格基本書:LEC
毎年改訂出版されており、お勧めできる1冊です。
このテキストは2ページで1テーマとなっているのが特徴で、一区切りづつ学習を進めやすい形式です。ただでさえ分厚いのが六法なので、この形式は学習がしやすいです。
ページ数は法令科目が約650ページと他のテキストより少なめですが、内容的にはよく整理されており、非常に理解しやすいと思います。
ただ、重要部分が太字青色になっているため、
「チェックペン学習」を考えている方は少し使いづらく感じるかもしれません。
また、紙自体が薄いため、チェックペンを使うと
裏に滲んでしまうという問題もあります。
とにかくこのテキストはテーマ毎に区切られいるため、例えば音声学習のために録音したい方には最適でしょう。
ここに挙げたテキストでこれはと思うあなたに最適な一冊を選んで、行政書士試験の学習を開始しましょう。
1日でも早く開始することが大切です。思いたったらすぐに行動しましょう!